本年度第3回の地域社会研究会を開催いたします。
今回の研究会では、一橋大学で労働社会学を研究してこられた倉田良樹さんをゲストに迎え、「労使関係制度の消滅とこれからの労働問題の課題」をテーマに議論します。
今回の研究会では、一橋大学で労働社会学を研究してこられた倉田良樹さんをゲストに迎え、「労使関係制度の消滅とこれからの労働問題の課題」をテーマに議論します。
議論の土台となるのは、倉田さんが2006年に執筆された「雇用関係の社会理論」(博士論文)で、論文の要旨については、下のリンクをご参照ください。
大きな文脈でいえば、福祉と労働は密接に連動する地続きの2つの研究領域で、本来これらを統合的にみる理論的見地を必要としています。
たとえば、近年障害者雇用について政策の影響もあり、さまざまな議論が行われていますが、これを福祉側からの議論だけで考えることは不可能で、両者を統合する知見が必要です。
そこで、当日は、労働社会学の理論化に長く携わってこられた倉田さんとともに、労働社会学における理論状況を学ぶことで、広い観点からみるための土台づくりができればと思います。
倉田良樹「雇用関係の社会理論」(要旨)
日時:2019年7月17日(水)17:30-19:30
ゲスト:倉田良樹氏(一橋大学大学院社会学研究科特任教授)
場所:一橋大学マーキュリータワー5階3509室
(終了後懇親会を予定しています)
※参加を希望される方は、事前にこちらのブログアカウントへお知らせください。